ベライゾンジャパンは、荏原製作所とそのグループ会社が、マネージド型のセキュリティ情報およびイベント管理サービス「ベライゾン Managed Security Incident and Event Management」(以下、MSIEM)を採用したと発表した。
MSIEMは、既存のサイバーセキュリティ体制を強化するイベント監視サービス。カスタムの運用モデルで、ベライゾンのセキュリティ/インテリジェンス機能を顧客企業内部のSIEMソリューションと統合するという。この組み合わせにより、将来のセキュリティニーズに合わせて拡張でき、より高いレベルでセキュリティの監視と分析が可能になるとしている。顧客企業内部のSIEMで収集されたデータやアナリティクスをベライゾンのセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)が共有し、ベライゾンのアナリストがセキュリティアラートを監視して、重要性の高いインシデントをタイムリーにエスカレーションするという。
荏原製作所のアジア太平洋、欧州、米国地域におけるインシデントレスポンスチームは、Verizon Threat Research Advisory Center(脅威調査センター VTRAC)から毎日送られてくる脅威インテリジェンス情報を活用することができるほか、ベライゾンのセキュリティ・エンジニアやアナリストが、24時間365日体制で荏原製作所のグローバルなリモート環境を監視するサービスを受けられるとのことだ。
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