TDCソフトは、「UNIXサーバマイグレーションサービス」の提供を開始した。UNIX環境で稼働する基幹システムの安定稼働と、ビジネス変化への対応を支援するとしている。
同サービスでは、UNIX環境で稼働する既存システムを、機能を変更することなく、最適なクラウド環境や最新のインフラへと移行するという。
サービスの主な特徴
アプリ移行:高品質・高生産性・低コストを実現する自動化技術
パートナー企業のソリューションを活用し、プログラム資産や文字コード変換、データ移行、現新比較試験といったマイグレーションプロセスのコア作業を自動化。これにより、手作業による人的ミスを抑え、均質化された高品質な移行を低コストで実現するとのことだ。
TDCソフトがパートナー企業の作業プロセスや成果物の品質管理・受け入れを担うことで、顧客側の作業負担や管理負荷を抑え、効率的なプロジェクト推進を支援するとしている。
インフラ移行:機能/非機能要件の実現
UNIXサーバからの移行先として推奨するクラウド環境への移行経験を数多く持つ専門部門が、顧客の現行資材や詳細な要望(機能・非機能要件)に合わせた最適なインフラ移行を支援。これにより、運用・保守コストの削減、スケーラビリティや可用性向上といったメリットが期待できるという。
マイグレーションプロセス:事前検討ステップ
移行におけるリスクを最小限に抑えるため、事前のシステム診断やPoC(概念実証)といった事前検討ステップを通じて、潜在的なリスクの特定と適切な移行計画の策定を可能にし、無駄なコストや時間を削減するとしている。
マイグレーションプロセス:本対応ステップ
計画に基づいた本対応ステップを実施。事前検討ステップで計画した内容に柔軟にフィットさせて対応するという。要望に応じて保守・運用まで一貫してサポートし、顧客のビジネスアジリティ創出に貢献すると述べている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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