データコア・ソフトウェア株式会社は、パートナー企業である株式会社ITコアの「TEV2008」発売開始と共に協業を開始したと発表した。
「TEV2008」は、データコアのSANmelodyを搭載したストレージサーバ、VMWare ESX Serverを搭載したブレードサーバ、ITコアの仮想化技術ノウハウと運用実績を組み合わせたトータル仮想化ブレードシステム。
システム全体の仮想化が完了しており、事前の検証やサイジングが不要で、導入期間も1~2ヶ月と非常に短期になる。また、必要機能に応じて、四つのモデルから選択することで、より容易かつ最適な仮想インフラの導入を可能とした。
ソリューション別の四つのモデルは次の通り。
- モデルS:無停止運用+災害対策構成(最大VM 数:75)
- モデルA:完全2 重化の無停止運用構成(最大VM 数:75)
- モデルB:VM レベルでの高可用性(V-Motion)構成(最大VM 数:50)
- モデルC:小規模インフラのトータル仮想化(最大VM 数:25)
各ソリューションをモデル化することで、今まで少なかったSMB 市場向けのエントリーパッケージから、災害対策も可能にする高機能パッケージまで、幅広いリクエストへの対応が可能になったとしている。
今後、データコアではITコアのセミナー開催などを通じ、商品販売体制への協力を深め、仮想化市場の活性化、仮想化そのものの市場への浸透を図りたいとしている。
DataCore | Storage Virtualization and SAN Management Software