今回の「日立uVALUEコンベンション2010」では、日立創業100周年を記念し、「確かな技術で つぎの100年へ ~協創で加速する社会とビジネスのイノベーション~」をテーマに、これまでの 「日立の歩み」と次の100年に向けた「日立の新たな取り組み」を、講演やセミナー、展示を通して紹介。
本イベントは、1999年から前身のITコンベンションを含め毎年開催されているが、今回は日立創業100周年の記念イベントとして、過去最大規模の来場者数を見込んでいるという。
基調講演では、本年4月に執行役社長に就任した中西 宏明氏が「日立グループが挑む社会 イノベーション」と題し、日立グループがグローバルに社会やビジネスのイノベーションを加速させていく取り組みを紹介。
また、記念講演では、「新たな100年に向けて、人間と世界経済、そして 日本の使命を考える。」と題し、ノーベル経済学賞受賞者でハーバード大学教授のアマルティア・セン氏と国際協力機構(JICA)理事長の緒方 貞子氏が講演および対談を行う。
その他特別講演では、各界の有識者を招いて、「クラウド時代のユビキタスサービス」と「社会インフラの高度化とグローバル展開」をテーマにパネルディスカッションが行われる。
展示会場では、「社会イノベーションで加速する都市のスマート化」をテーマに、ホーム/ライフ、 ステーションなどのステージ毎に安全・安心・快適・便利なサービスやソリューションを紹介するほか、それらを支えるスマートグリッド、クラウドコンピューティングなどを展示。
また、創業100周年記念 展示として、日立の第一号製品である5馬力誘導電動機(5馬力モーター)を展示するなど、技術を通じて新たな時代を切り開いてきた日立のモノづくりの歴史を紹介するとともに、次の100年に向けた日立の研究開発部門の取り組みとして、これからの100年を明るく豊かな社会にするための技術の一端が紹介される。
セミナー会場では、社会イノベーションやクラウドコンピューティング、環境/グリーンITなど、昨今 注目されるテーマを、計93件のセミナーやパネルディスカッションで紹介。
さらに、同施設内では、各界の著名人を招き「100年後の未来をめざす技術の使命」をテーマに 行うシンポジウム「日立技術フォーラム 2010」を同時開催する。
参加費無料、事前登録制。事前登録受付は6月15日(火)より開始。
【関連URL】
・「日立uVALUEコンベンション2010」オフィシャルサイト
http://hitachi-uvcon.com