DeepLは、スクウェア・エニックスが全社の翻訳プラットフォームとして「DeepL for Enterprise」を導入し、全社標準として運用を開始したと発表した。この導入により、4,600名を超える従業員が、統一された翻訳環境のもとで多言語コミュニケーションを行える体制が整ったという。
スクウェア・エニックスは従来、全社で安全に利用できる翻訳基盤の整備が課題となっていたとのことだ。導入前は、部門ごとに異なる翻訳ツールが使われていたため、翻訳品質のばらつきに加えて、セキュリティやガバナンスの観点でもIT管理が複雑化していたという。同社はこれらの課題を解消するため、全社的に承認された統一翻訳プラットフォームの導入が必要と判断し、同サービスの導入に至った。
サービス導入により、スクウェア・エニックスでは組織全体で翻訳の一貫性が高まり、情報共有もよりスムーズになったという。統一されたプラットフォームの採用により、文書管理の効率化が進み、社内コミュニケーションの信頼性も向上。加えて、欧州を含む海外チームとのやり取りにおいても、技術文書や仕様書、開発情報の交換が円滑になり、グローバルプロジェクトに必要な調整の負担が軽減されているとのことだ。
また、DeepL for Enterpriseでは、ユーザーが入力した内容がAIモデルの学習に使用されることがなく、高度な機密情報を扱う開発部門や法務部門でも安全に利用できるという。同社では統一された翻訳基盤の導入により、未承認ツールの利用によるシャドーITのリスクも低減され、セキュリティとガバナンスの強化にもつながっているとしている。
【関連記事】
・DeepL、企業向け自律型エージェント「DeepL Agent」発表
・DeepL、リアルタイム音声翻訳「DeepL Voice」の機能拡充 音声入力の対応を16言語に拡大
・スクウェア・エニックス、「OpenText Extended ECM for SAP」を導入
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
