「WebOTX V8.4」は、「パブリッククラウド連携機能を実現したESB(Enterprise Service Bus)製品」「クラウド環境への導入容易性を向上したアプリケーションサーバ」「信頼性・運用性を向上したバッチサーバ」の3点が強化ポイントであるとされている。
「WebOTX Enterprise Service Bus」は、ESB製品としては初めてセールスフォース・ドットコムのパブリッククラウド「Salesforce」との連携機能を実現。また、アプリケーションサーバ「WebOTX Application Server」は、1台のサーバーに本製品をインストールすれば、そのインストール情報を他のサーバーにコピーできる「インポート機能」ならびに、仮想サーバのスケールアウトを自動化する機能を実現したという。さらに、「WebOTX Batch Server」は、処理するバッチプログラムの優先順位を判断して、重要なジョブから順番に処理する機能や、負荷状況に応じて最適なバッチサーバへ処理を振り分ける機能により、大規模バッチ処理を安定的に実行することが可能だという。
今回発表された「WebOTX V8.4」の5製品は次の通り。
・WebOTX Enterprise Service Bus V8.4
多種多様なシステムのスムーズな連携を実現
・WebOTX Application Server Express V8.4
小規模システム向け。パッケージソフトとの組み合わせでハイパフォーマンスを実現
・WebOTX Application Server Foundation V8.4
小・中規模システム向け。シンプルな高信頼システムを低価格で実現
・WebOTX Application Server Standard V8.4
中・大規模システム向け。厳しい信頼性要求にも応える本格的な高信頼、高可用システムを構築可能
・WebOTX Application Server Enterprise V8.4
超大規模システム向けの高度な実行基盤
・WebOTX Batch Server Standard V8.4
高信頼性を要求するシステム向けバッチ実行基盤
■製品強化の詳細
http://www.nec.co.jp/press/ja/1105/images/2501-01-02.pdf