日立の「NEXTBASE」は、勘定系、外接系などの基幹系システムを、地域金融機関向けの共同利用型として提供しているサービス。各種情報系システムとの連携を行うための統合データベースシステムのほか、インターネットバンキングシステムを実現するサービスなど、各種サービスがメニュー化されている。
発表によると、大光銀行が「NEXTBASE」を採用する理由は次の通りだとしている。
・顧客サービスの向上
拡張性や柔軟性に優れた最先端システムの採用により、大光銀行のノウハウを活かした自由な商品設計が可能で、顧客ニーズに合った商品やサービスをより迅速に提供可能。
・安全性の強化
最新のハードウェア、ソフトウェアの採用により、信頼性の高いシステム運営を実現。「NEXTBASE」は、既に6行での稼働実績があり、安定運用されている。また、コンピュータシステムは、バックアップセンターを有する2センター体制となっており、大規模災害時にも速やかな復旧が可能。
・業務の効率化
「NEXTBASE」は、第二地方銀行協会加盟行向けとして業界最大規模の共同利用サービス型の基幹系システムであるため、新制度への対応や新規サービスの開発効率のアップが図られる。
■ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2011/05/0526.html