データセンターの移転などに伴うIT機器の移設は、予期せぬシステム停止が発生しないよう、機器情報や複数機器の依存関係をあらかじめ正確に把握する必要があり、今回提供されるサービスは、それを短期間で正確に実施できるという。
「IBMデータセンター統合・移転サービス 論理的依存図分析支援」は、IBMのワトソン基礎研究所が開発した数学的モデリングを適用し、複数のアプリケーションやサーバーの依存関係を調査し図示するツール「ALDM(Analytics of Logical Dependency Mapping)」を活用するという。ALDMを活用することにより、手作業で機器情報や依存関係を調査する場合に比べ、半分程度の時間で、サーバー、アプリケーションなどの資産情報や依存関係を調査できるとともに、人的ミスによる調査漏れも防ぐことができるとしている。