SAP HANAは、企業が意思決定を行うためのリアルタイム情報分析を実現するソフトウェアとして、事前の導入効果検証や効率的な導入が求められているという。今回発表された3つのサービスは、そうしたユーザーのニーズに応えるものだとしている。
発表によると、3つの導入支援サービスの概要は次の通り。
・「データウェアハウス高速化アセスメント」
現在のシステムに対し、その使用目的や使用方法などを専門の導入コンサルタントが検証し、既存システムのチューニングなどによる解決方法やSAP HANAを活用した解決方法を合わせて検証する導入前机上シミュレーションサービス。
・「Proof of Concept 実機検証サービス」
企業内の実際のデータをもとに、SAP HANAの革新的な技術を検証したいというニーズを実現した検証サービス。SAPジャパン内にあるSAPグローバル共同開発センターのCOIL Tokyo(SAP Co-Innovation Lab Tokyo)において、顧客企業の環境を再現した実機による検証が可能。
・「分析テンプレートを用いた導入コンサルティングサービス」
SAPのERP導入経験を活かし、販売・在庫・購買・会計管理分野において、事前定義、かつテスト済みの分析テンプレートと定義文書を用いたサービス。
■ニュースリリース
http://www.sap.com/japan/about/press/press.epx?pressid=17286