「iDoctor」は、Oracle Databaseの稼働状況を監視ツール「Performance Insight」を利用して24時間365日監視し、障害の兆候が見られる場合や、障害発生時には、ユーザー企業とアシストのサポートセンターに警告を通知し、サポートセンターからユーザー企業へ状況報告と対処方法を連絡するもの。
「iDoctor」では、Oracle Databaseの「障害監視」「資源監視」のほか、Oracle Databaseが処理するSQLに問題がないか監視する「SQL処理監視」、複数のインスタンスが存在する場合に特有の監視を行う「拡張監視」も行うという。
「iDoctor」を運用することにより、Oracle Databaseユーザーは、Oracleの稼働傾向や問題が発生しそうな兆候、障害をリアルタイムに把握することが可能になるという。また、発生している問題は実績の豊富なアシストが監視および調査を行うため、ユーザー企業においては、監視から事象の検知、状況確認、調査依頼といった問題の原因特定にいたるまでのプロセスを大幅に削減し、専任者の確保や技術習得といった運用コストを削減することができるとしている。
今回、「iDoctor」がOracle Database 11g R2に対応したことにより、最新バージョンまでの常時確認が可能となるという。