パッケージソフトウェア開発メーカーの株式会社インターコムは、内部統制強化システム「MaLion 2.0」の発売を8月に予定していることを発表した。
同製品は、情報漏洩対策やIT資産管理からアクセス管理、ログ管理などのIT統制支援まで様々な機能を標準装備したIT統制支援システム。新バージョンでは「ID監視」「IT統制レポート」「暗号化」などの機能を追加し、本年度から正式施行されるJ-SOX法への対応を急ぐ企業を狙う。IT統制に関連する主な機能は下記のとおり。
- ID監視…社内で利用されているすべての財務システムのID/パスワードを統合監視 (新機能)
- IT統制レポート…運用規程の見直し協議における資料作成を支援するテンプレートを搭載 (新機能)
- 暗号化…外部に持ち出された財務データの不正利用を防止するファイルの暗号化 (新機能)
- ログ管理…IT全般統制のモニタリングと操作証跡を確保するPC操作ログの取得
- アクセス管理…財務データに対するアクセスや操作の制御
- IT資産管理…財務システムの停止を招く不正な機器変更を抑止するIT機器構成の管理
価格は105万円/100クライアント(参考価格)を予定。また、14日から16日に東京ビッグサイトで開催される「第5回 情報セキュリティEXPO」では、同製品の詳細なデモンストレーションも予定されている(詳細)。
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・企業の情報資産 / IT資産の徹底した管理を実現する内部統制強化システム 「MaLion 2.0」 を新発売!!(プレスリリース)
・MaLion 2.0(製品紹介ページ)