BSPのジョブ管理ツール「A-AUTO」は、標準プラットフォームとして「Oracle E-Business Suite」などのOracle社製ERP製品の稼働プラットフォームとして採用が増加している「Oracle Linux」と「Oracle VM」に対応したという。これにより、Oracle社製ERPの採用におけるシステム運用の標準化や、自動化の課題を「A-AUTO」が解決することが可能になり、加えてメインフレームなどのレガシーシステム、既存システムとのジョブ連携も可能となるという。
発表によると、ERP導入後のシステム運用においては、他システムと連携したジョブ管理システムの構築が大きなポイントとなるため、今回のプラットフォーム対応によって、「A-AUTO」を活用したジョブ連携がプラットフォームの制約を受けることなくスムーズに実現できるとしている。
なお、「Oracle Linux」と「Oracle VM」へと対応したことにより、導入が急拡大している「Oracle Exadata」でのジョブ実行制御も「A-AUTO」によって実現可能になったという。「Oracle Exadata」でのジョブ実行制御が可能となることで、メインフレームや他システムのデータを「Oracle Exadata」へ移行することが容易になるという。今後、BSPでは「Oracle Exadata」の運用管理機能である「Enterprise Manager」と「A-AUTO」の連携も進めていくとしている。