このサービスは、企業が業務においてスマートフォンやタブレット端末などを利用する際、利用状況のチェックや、盗難・紛失時の情報漏洩防止措置、ソフトウェアの更新、リモートデータ削除など、端末の管理を行う部門に必要な幅広い機能をクラウドサービスで提供するものだという。
とくに、組織が多階層・多部門にわたる企業が利用する際に、最適なグループ設定や、グループごとの管理者設定、また、グループ管理者への利用権限設定機能などを特徴としているという。
このサービスは、クラウドサービスとして提供されるため、企業は個別にシステムを構築する必要がなく、初期導入費を抑え、また、短期間でサービスの利用開始が可能だという。
発表によると、このサービスの特徴は次の通り。
・企業の組織体制にあった運用が可能
企業の組織にあわせて、グループ単位にアプリケーションの利用範囲を限定するなどの設定が可能。
・端末設定作業の負担を軽減
端末設定の自動化機能により、端末の追加や、運用中の端末のパスワードの有効期限の変更など、設定内容変更の際に、個別の端末ごとに初期設定や更新作業を実施する必要がなく、管理システム上のプロファイル機能に変更内容と対象端末を登録するだけで、自動的に一括設定・更新することが可能。
・ウィルス対策機能も用意(オプション)
ウィルス対策には、ウィルス・マルウェア対策のためのアンチウィルス機能と、Webフィルタリング機能を搭載。
・24時間365日対応のサービスデスクを設置
企業の端末管理者向けに、24時間365日対応のサービスデスクを設置。端末管理者の運用・管理業務を支援。
なお、最初のユーザとして、出光興産が業務用に導入した「ドコモスマートフォン MEDIAS WP N-06C」の運用管理にこのサービスの利用を開始したという。