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NECとCA Technologies、クラウド利用の認証・セキュリティソリューションを開発

両社のソリューションを統合することにより利便性とセキュリティ強度を両立

このソリューションは、NECの複数サイト間のID連携が容易な統合認証サービスをクラウドで実現するもの。さらに、従来、USBやスマートカードなどのハードウェアを用いて利用していた証明書ベースの認証(二要素認証など)を、セキュリティ強度を保ちつつ、ソフトウェアで実現する「ArcotID」を加えることで、利便性とセキュリティ強度を両立した統合認証サービスを実現しているという。

このソリューションを用いることにより、事業者は、スマートフォンおよびタブレットにおいても、ユーザの利便性を維持しながら、携帯電話(フィーチャーフォン)と同等の認証セキュリティ強度を提供することができるという。また、スマートフォン、携帯電話、パソコンなど複数デバイスを同時利用する(マルチデバイス)際の認証や、複数のサービスIDを連携して認証するサービスなどが、安全かつ早期に構築可能となるとしている。

CA Technologiesの「ArcotID」は、USBやスマートカードなどのハードウェアを用いずにセキュリティを確保し証明書ベースの認証を行う仕組みと技術。ID/PWに証明書による認証を加えた二認証方式を実現しているという。 

また、「CA Arcotソリューション」は、ソフトウェアトークンを利用した高強度認証ソリューション。ハードウェアを利用した二要素認証と同等あるいはそれ以上のセキュリティをソフトウェアベースで実現しながら、従来のID/パスワード認証と同等の利便性をエンドユーザに提供できるという。

NECの「NC7000-3A」は、「パブリックサービス向けのユーザ認証・認可機能を提供するとともに、複数IDの認証連携を行い、かつ、セキュアにIDを公開することで、事業者間のサービス連携を促進するID活用基盤ソフトウェア群だという。

■ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/1202/0902.html

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