このトレーニングは、特定ベンダに偏らないもので、ビッグデータ時代に必要とされるデータサイエンティストを育成支援するために実施するという。ビジネス活動によって作成・収集され、増え続けるデータから多くの価値を引き出し、ビジネスに活用できるデータサイエンティストを育成することが目的だとしている。
「データサイエンスとビッグデータ分析」は、ビッグデータのチャンスと課題に重点をおき、データ分析のための確かな基礎づくりをするトレーニングプログラムだという。ビッグデータと新しい分析技術を利用することで、データの新しい作成・収集の方法、有効なデータ分析などが可能になり、最終的に有意義かつ実行可能なビジネス上の決断ができるようになるとしている。
なお、このコースは、EMCDSA(EMC Proven Professional Data Scientist Associate)認定試験の取得準備コースとして利用できるという。
■「データサイエンスとビッグデータ分析」の概要
・受講料:30万円(税別)
・受講期間:5日間
・受講実施時期:2012年4月予定
・コース内容:基本的、応用的な分析方式の基礎知識、およびMapReduceやHadoopなどのビッグ・データ分析に関する技術とツールについて説明
・受講対象者:ビジネスインテリジェンス、分析、ビッグデータのプロフェッショナルのチームを統括するマネージャ/ビッグデータ分析スキルを新たに習得したい現役のビジネスアナリストおよびデータアナリスト/ビッグデータ環境で分析スキルを活用したいデータプロフェッショナルおよびデータベースプロフェッショナル/関連学科での学習経験があり、データサイエンスおよびビッグデータの分野に進出したい大学新卒者および大学院生
・受講前提条件:統計の基礎レベルコースにあるような統計の基礎をしっかり理解しており、豊富な経験があること/Java、Perl、Python(またはR)などのスクリプト言語の使用経験(コース内の実習で、オープンソース統計ツール/プログラミング言語であるR(実際はRStudio)を使用)/SQLの使用経験(コースの一部でPSQLを使用)