「Syncsort DMExpress」は、大量データのバッチ処理やデータ統合処理時間を大幅に短縮するデータ統合アクセラレータだという。独自のアルゴリズムにより、高度なチューニングやハードウェア増強をすることなく処理速度の向上を実現することが可能だという。それにより、規定時間までの確実な処理の終了や、より広範囲なシステムを対象にしたデータ集計等が実現されるため、金融機関や通信業界、公共機関、さらにはホールディングス等で採用されているとしている。
新バージョンの7.2では、処理性能がさらに改善されており、結合処理においてはハッシュ値を利用した処理の並列化により、従来と比べて約30パーセントの処理時間削減を見込んでいるという。また、新機能として追加されたHadoopとの連携機能により、分散ファイルシステム(HDFS)と接続してデータの入出力を行うことが可能になったという。
さらに、Lookup関数の拡張やハッシュ関数の利用、特定のETLツールからメタデータをインポートする機能等が追加されており、高速化に特化したツールとしてその機能性をより高めているとしている。
また、今回の新バージョンからサーバーライセンス新規購入時に、開発用ワークステーションライセンスの無償提供を開始するという。これは、従来、開発用PCへのインストール分のライセンス購入が必要だったものを改定したものだという。
アシストでは、新バージョンのリリースにともなって、次の通りセミナーを開催するという。
・タイトル:「情報活用のアシスト発!世界最高速ETLが、ビッグデータの活用を加速する~データ統合の最新トレンド ETL2.0~」
開催日時:2012年5月23日(水) 14:00~17:00
会場:シスト市ヶ谷セミナールーム(東京都千代田区)
プログラム内容:「1.ビッグデータとETL」「2.世界最高速ETLツールDMExpressのご紹介」「3.デモンストレーション、DMExpress活用事例のご紹介」
参加費:無料
■製品の詳細とセミナー申し込み
http://www.ashisuto.co.jp/prod/syncsort/