「CACHATTO」は、スマートフォンや携帯電話などのスマートデバイスから、Microsoft Exchange Serverをはじめとするメールシステムやグループウェアなどの社内システムをセキュアを活用可能にするソリューションだという。スマートデバイスから社内システムへのアクセス経路のセキュリティ確保に加えて、端末にインストールする専用のブラウザアプリ「CACHATTO SecureBrowser」の端末ID認証機能、端末内へのキャッシュやデータ保存禁止機能で、端末にデータを残さない機能を持つという。
ネットワールドは、災害時のリスクマネジメントの一環として、また、時間や場所の制約を受けずに業務を可能にすることや業務効率化のために、在宅勤務・事業継続支援の各種ソリューションに、新しく「CACHATTO」を加えて、ソリューション提案をさらに強化していくとしている。
ネットワールドは、国内唯一のマイクロソフト社認定VAD(Value Added Distributor)としてユニファイド・コミュニケーションを推進しており、「CACHATTO」はその付加価値を高めるものだとしている。
また、Citrix、VMwareを中核とする仮想化ソリューションも導入が加速するなかで、小さい画面のスマートデバイスでは、スケジュール管理、メール確認、資料参照、承認依頼などの限られた用途に限定して、使い勝手の良い環境が求められており、「CACHATTO」はそうしたニーズに応えるソリューションだとしている。
発表によると「CACHATTO」の特徴は次の通り。
・モバイル端末に閲覧した情報を残さず、ファイアフォールの設定変更やサーバをインターネットに公開する必要がない。
・既存の社内システムやネットワークを大きく変更する必要がなく、導入が容易。
・各種最新モバイルに対応。
・主要なメールサーバ、グループウェアとの連携が可能。
「CACHATTO」の動作環境は、サーバ環境としてLinux(Red Hat Enterprise Linux 5 / 6)、VMware ESX、Microsoft Hyper-Vで利用可能。また、端末環境としては、携帯電話、iPhone、iPad、Android端末、PCに対応しているという。