シトリックスは「Windowsアプリケーション簡単モバイル化プログラム」により、Windowsアプリケーションのモバイル対応の促進、パートナーおよび開発コミュニティとの連携を積極的に行うという。
発表によると「Windowsアプリケーション簡単モバイル化プログラム」の概要は次の通り。
・タッチフレンドリーなWindowsアプリケーションを実現する「Citrix XenApp 6.5 Mobility Pack」
今年の3月15日に発表した「Citrix XenDesktop 5.6」に含まれる「Citrix XenApp 6.5」および「Citrix XenApp 6.5 Mobility Pack」によって、共有型Windowsサーバーデスクトップをモバイルデバイスで使いやすいタッチフレンドリーなユーザーインターフェイスを持ったデスクトップに変換。
・モバイルデバイス固有の機能とWindowsアプリケーションの連携を実現する「Citrix Mobile Application SDK for Windows」
Citrix XenDesktop 5.6の発表に合わせて無償提供が開始された開発キット「Citrix Mobile Application SDK for Windows」は、最新のモバイルデバイスに対応する50以上のAPIを提供。これにより、GPSやカメラ、通信機能などモバイルデバイス固有の機能と連携したWindowsアプリケーションの開発が可能。
・パートナーおよびコミュニティとの連携
シトリックスは、モバイル対応のアプリケーション開発を促進するため、多くのパートナーと開発について具体的な協議を開始。すでにいくつかのパートナーでは、モバイルに対応したアプリケーションの開発が進行中。また、開発者支援のためのコミュニティを形成し、アプリケーション開発に関するドキュメント、サンプルコード、フォーラム、解説ビデオなどのツールやサポート情報を提供するとともに、パートナーによる支援サービスも紹介しながら、エコシステムを形成。
・「シトリックス モバイルアプリケーション開発コンテスト」を実施
シトリックスは、モバイルデバイス向けのタッチフレンドリーで革新的なアプリケーションの誕生を期待し、「シトリックス モバイルアプリケーション開発コンテスト」を実施。開発のために必要なソフトウェアはすべて無償でダウンロード可能。今年6月末までを応募期間とし、7月17日、18日に開催する「Citrix iFourm 2012 Japan」において優秀作品を発表する予定。コンテストの詳細は、4月26日からシトリックスのWebサイトで公開される。
■ニュースリリース
http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20120425.html