「SecureZIP Reader for iOS」は、AES 256-bitのパスワードやx.509デジタル証明書を使用した強度な暗号化で保護されたZIPアーカイブファイルをiPhone/iPad端末で復号して開くことができるという。
「SecureZIP Reader for iOS」によって、PKWARE社が提唱するSecureZIPセキュリティソリューションをiPhone/iPad端末向けに拡張し、クラウド環境の機密情報をiPhone/iPad端末から安全にアクセスでき、クラウド環境のデータセキュリティの問題を解消するとしている。
PKWARE社の製品群は、デスクトップから、サーバー、メインフレームまですべての主要なエンタープライズ向けのプラットフォームに対応しているため、対応するプラットフォーム間でZIP圧縮・暗号化したデータを共有することができという。
SecureZIPを使用して暗号化したZIPアーカイブファイルをファイル共有アプリケーション(DropBox、Evernote、Box.netなど)やEmailを使用して送信することで、iPhone/iPad端末と安全なデータ交換を実現できるという。
SecureZIPセキュリティソリューションは、ネットワークなどの通信経路やアプリケーション上での暗号化ではなく、データそのものを暗号化するので、データ交換の際の移動時でも、またストレージへの保存時でもデータは保護されているという。
発表によるとソフトウェアの主な特徴は次の通り。
・ZIPアーカイブ内のファイルをプレビュー
・ZIPファイルのコンテンツを閲覧およびレビュー
・強度なパスワードまたはデジタル証明書で暗号化したZIPファイルを復号して開く
・関連付けしたアプリケーションでZIPファイルのコンテンツを開く
・Emailで受信したZIPファイルを開く
・Web上のZIPファイルを開く
動作環境は、iOS 5.0以降(iPhone、iPod touch、およびiPad互換)。