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NEC、通信事業者向けSaaSソリューションを販売開始、デパート形式でアプリケーションの多彩な品揃えを実現する

 NECは2日、通信事業者が行うSaaS事業を支援する「アグリゲーションSaaSソリューション」を体系化し、販売開始した。NECとOracleが提供するSaaS基盤の上にISVからのアプリケーションを揃え、ネットワーク管理を含めたトータルサービスを提供する。

 この新ソリューションでは、NECが開発したSaaS業務運用ソフトウェア「シナボスペース」とオラクルのSaaS実行ソフトウェア「Oracle SaaS Platform」を中核に、ソフトウェアベンダ(ISV)のアプリケーションと組み合わせて提供する。ネットワーク管理からアプリケーションまでを網羅的に提供、音声系/映像系/IT系など多様なアプリケーションを一元管理・保管し、アプリケーションの集合体として利用者へのサービス提供を可能にする。

 音声系/映像系/IT系アプリケーションなどNGN時代を見据えた多様な品揃えを実現し、SaaSソリューションとして組み合わせて提供するほか、複数のIT系アプリケーションや音声/位置情報などを連携した高付加価値アプリケーションの共同開発にも取り組んでいく予定。

 NECは各事業者のメリットとして以下のことを挙げている。

  1. ISV
    • SaaS実行ソフトウェアのマルチテナントサポート機能を活用することで、アプリケーションのソースコードを加工することなくSaaS対応が容易にできる
    • 販路の拡大
    • データセンタ運用や営業から開放され、アプリケーション開発にリソースを集中できる
  2. 通信事業者(SaaS事業者)
    • SaaS実行ソフトウェアからアプリケーションまでのトータルソリューションとシナボスペースのレベニューシェアライセンスにより、短期間にローリスクでサービスを開始できる
    • 特定業種に強みを持つ販売代理店と連携することで、自社ではカバーできていない市場領域の開拓が期待できる
  3. 販売者
    • アプリケーションの調達や運用管理をする必要がなく、販売促進にリソースを集中できる
    • 従来の顧客層とは異なる顧客層を開拓する機会が増える

 提供するアプリケーションは汎用性の高いフロントオフィス系(CRM・SFA、グループウェア、文書管理、Web会議など)から揃え進め、順次、業種系(金融、流通など)やバックオフィス系(給料計算、財務会計など)に拡大していく。

 
【関連リンク】
通信事業者向けSaaSソリューションを販売開始:NEC(プレスリリース)

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この記事の著者

松藤 壯太(編集部)(マツフジ ソウタ)

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