「Dell SonicWALL TZ」シリーズは、ファイアウォール、VPN、ゲートウェイアンチウィルス、アンチスパイウェア、IPS、コンテンツフィルタリング機能が1台のセキュリティアプライアンスに統合された次世代ファイアウォールだという。ウィルス、トロイの木馬、キーロガーなど、アプリケーションレイヤーへの攻撃に対する包括的な防御機能を備えているため、小規模ネットワークにおいても、エンタープライズクラスのセキュリティの提供が可能だという。
また、TZシリーズはアプリケーションのコントロール機能を備えているため、ビジネスに不必要なアプリケーションの使用を制限・コントロールすることができるという。これにより、従業員の生産性の向上とネットワークの帯域のむだな浪費を避けることができるとしている。
発表によると、「Dell SonicWALL TZ 105W」「TZ 205W」「TZ 215W」の特徴次の通り。
・従来製品に比べ、メモリを増強しパフォーマンスの向上を実現。また「TZ 215W」は、デュアルコアのCPUを搭載しているため、パフォーマンスの劣化がなく、トラフィックの増加にもスムーズに対応可能。
・すべての製品が無線LANによるワイヤレス接続に対応(802.11b/g/n)しているため社内でもスマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスに対するセキュリティの確保が可能。
・最上位機種の「TZ 215W」では、エンタープライズ向けの次世ファイアウォールと同等の「アプリケーションの可視化」と、「高度なアプリケーショントラフィック解析機能」を備えているため、レポートにより、帯域幅の使用状況やセキュリティの脅威について詳細に把握することが可能。トラフィック解析機能は、ドリルダウン式で閲覧しやすく、迅速なトラブルシューティングとフォレンジック解析を提供。
・Apple iOS、Mac OS、Google Android、Microsoft Windows、Linuxの各OSに対応しているため、ノートPC、スマートフォン、タブレットなどのあらゆるモバイル端末からのSSL VPNアクセスを実現。
・マルチISPフェールオーバー、USBの3G接続へのフェールオーバー、ファイアウォール間のハードウェアフェールオーバーもサポートしているため、フェールオーバーや高可用性への需要にも対応可能。
■ニュースリリース
http://www.sonicwall.com/japan/press/press-20120611.html