このサービスは、IIJが米国で2012年3月より展開し、すでに米国内で多くのソーシャルアプリケーションプロバイダに利用されているクラウドサービス「IIJ GIO USサービス」を活用し、ソーシャルアプリケーションプロバイダが米国内でより手軽にアプリケーションの配信環境を構築できるクラウド基盤を提供するものだという。
発表によるとこのサービスの特徴は次のとおり。
・柔軟なメニュー体系で、円滑な米国展開をサポート
仮想サーバから専用サーバまで、利用用途に合わせた4種類のメニューを、月額65ドルから提供。すべてのメニューには、ネットワーク通信料金が含まれているほか、基本メニュー以外にFusion-io社製の高速ドライブを搭載したサーバの提供も可能なため、プロバイダは会員規模や提供するアプリケーションの特性に合わせて、必要な基盤を自由に選択し、定額制で利用することができるという。特に、これから米国展開を開始するソーシャルアプリケーションプロバイダにとっては、設備投資のコストや手間をかけずに、短期間で円滑に米国内での配信環境が構築可能だという。
・クラウド環境の構築から運用までを、日本語でトータルにサポート
導入に際しては、IIJの専門エンジニアがクラウド環境の構築から運用までをトータルでサポートするため、米国内にオフィスを持たないソーシャルアプリケーションプロバイダでも利用できるという。
・米国各地に対して、高い接続性を提供
「IIJ GIO USサービス」は、主に西海岸に設備を構築しているため、米国内の主要I.Xや米国内のソーシャルネットワーク事業者に対して、高い接続性を実現するという。また、米国内に構築したIIJ独自の高品質なバックボーンネットワークを通じて、東海岸にもシームレスに接続することができるとしている。
■「IIJ GIO USサービス」の詳細
http://www.iij.ad.jp/GIO/service/us/?i=gp0156