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Webや口コミデータなどのテキスト情報を解析して活用が可能 ブレインパッド、自然言語処理エンジン「Semantic Finder」を提供開始

  2012/08/30 14:00

ブレインパッドは、自然言語処理エンジン「Semantic Finder」の正式版を8月30日から提供を開始すると発表した。
 

このサービスは「“文脈を理解する”自然言語処理」をコンセプトに、「セマンティック技術」の実現をめざして開発された言語処理エンジンだという。従来のテキストマイニング製品では実現が難しいとされていた、テキスト情報が持つ意味そのものを正確に理解し、人間が解釈するのに近い判断を行うことが可能だとしている。

「Semantic Finder」は、対象の文章が持つ意味そのものを理解しようという「セマンティック技術」を応用して、ブレインパッドが独自で開発した自然言語処理エンジンだという。従来から広く使われている「形態素解析」(文章を意味の持つ最小単位(形態素)に分割し品詞を付加する処理)および「構文解析」(文節と文節の係り受け関係を判定する処理)に加え、文章の構造を把握するのに必要な「文脈解析」と文章の意図を理解するのに必要な「意味解析」の2つの技術をベースにすることで、消費者やユーザーの声を「より早く」「より精緻」に解析することが可能になるという。

利用形態は、Web経由でエンジンを利用する「ウェブAPI利用方式」とエンジン自体を購入していただく「ライセンス利用方式」の2種類。「ウェブAPI利用方式」は、テキストの文字数に応じた従量課金制でユーザーがアンケートやクチコミ等の解析を行う際などに必要な分だけを利用する方式で、「ライセンス利用方式」は、製品自体を業務システムやサービスに組み込んで利用する方式だという。

「Semantic Finder」をコア技術として、別途、アプリケーションを実装させることで次のような活用が可能になるとしている。

・Web広告や商品、FAQなどのマッチングおよび判定への活用
 Webサイト上でユーザーが入力したテキスト情報から、その内容に合致した「意味情報フラグ」を自動で付与。テキスト情報を読んだ1人ひとりの興味・関心やペルソナを特定し、広告や商品、FAQサイトでの質問に対する回答などの判定が可能。

・商品・サービス開発などマーケティング業務への活用
 大量のアンケートデータや口コミデータをテキストマイニングに利用することで、ある商品やサービスの“利用時間”、“利用場所”、“買った理由”、“買わなかった理由”などの評価や問題点を把握し、マーケティング業務に活用することが可能。

・文章要約への活用
 近日リリース予定の要約アプリケーションを利用することで、大量に収集したWeb上のテキスト情報や業務文書、技術文書などを一目で内容が理解できる状態まで要約することが可能。

■「Semantic Finder」の詳細
http://www.brainpad.co.jp/solution/semanticfinder/

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