ネットワールドでは、今回の発表を機に社内にFlexPod特別チームを編成して、サーバ、ストレージ、ネットワークなどの複数製品で構成されるFlexPodについて「FlexPodプレミアム構築支援サービス」を提供し、チャネルパートナの販売をサポートするという。また、FlexPodとVMwareを組み合わせたシステムでは、Cisco、NetApp、VMwareのすべての一次ディストリビュータであることを活かして、ネットワールドが一括保守窓口となる「FlexPodプレミアム保守サービス」も提供するとしている。新サービスは、2012年10月から提供される予定だという。
FlexPodは、相互接続検証済みのNetAppユニファイドストレージシステム、Cisco Unified Computing Systemサーバ、Cisco Nexusスイッチの各コンポーネントをリファレンス・アーキテクチャとしての構成ルールに従ってパッケージ化したデータセンタプラットフォームだという。これにより、サーバ、ストレージ、ネットワークの組み合わせを選定し、構成機器をそろえて正しく動作するかどうか検証するなどの時間を要さず、迅速に最適なデータセンタの構築が可能になるという。
今回、提供開始する「FlexPodプレミアム構築支援サービス」は、FlexPodの普及促進を目的としており、ネットワールドのチャネルパートナを対象として、構成製品の提供だけでなく、設計やサイジングなどを含み、FlexPodによるデータセンタの構築を支援するという。また、FlexPodを構成コンポーネントごとに技術習得するのでなく、FlexPodとして一括した技術トレーニングなども用意しているという。
また、「FlexPodプレミアム保守サービス」では、Cisco、NetApp、VMwareのサポートで経験と実績を活かして一括保守窓口を提供することで、安定したデータセンタの運用が可能になるという。
■「FlexPod データセンター・ソリューション」の詳細
http://www.netapp.com/jp/technology/flexpod/