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ネットアップ、乗換案内サービス「駅探」のストレージ基盤に「NetApp FAS」システムが採用と発表

シンプルなストレージ構成で運用管理負荷を軽減、災害対策環境などへも採用範囲を拡大予定

駅探は、インターネットベースの時刻表連動型の乗換案内サービスを日本で初めて提供するとともに、現在は利便性の高いサービスを個人向け、法人向けに提供しているという。駅探では、従来Fibre Channel SAN(FC SAN)ベースのストレージを利用していたが、ストレージ構成の複雑さによる運用管理負荷の増大、高価な導入・運用コストなどの課題を抱えていたという。

駅探のストレージシステムの課題は、次のようなものだったという。

・FC SANによる複雑なシステム構成を解消する、シンプルなストレージ環境の構築

・柔軟なバックアップおよびリストアが可能なデータ保護体制の確立

・ビジネスの成長に合わせ、将来のニーズにも対応できる優れたスケーラビリティの確保

駅探は、これらの課題を解決するストレージシステムを実際に比較・検討した結果、「NetApp FAS」システムを採用したという。

駅探が「NetApp FAS」システムを採用したことよる主なメリットは次のとおり。

・NFSを標準でサポートする「NetApp FAS」により、NFS経由でサーバとストレージシステムを接続可能なシンプルなストレージ構成によって運用管理の負担を軽減。さらに、ストレージOSをNetAppの「Data ONTAP(NetApp Data ONTAP 8.1)」に一元化できることで、運用負荷をさらに軽減。

・ネットアップのストレージ仮想化ソフトウェアである「FlexVol」により、ビジネスの成長に合わせてむだなくディスク容量の割り当てが可能。

・「NetApp FAS」システムのデータ保護機能に加え、バックアップ用にファイルシステムのコピーを作成できるSnapshotと、信頼性の高いデータ保護が可能なSnapMirrorなどのソフトウェア製品を組み合わせることで災害対策環境の構築も容易。

駅探は、Webサーバ/乗換エンジン向けに1台、データベースサーバ向けに1台のアクティブ・アクティブ構成の「NetApp FAS3210」を導入し、また重要なデータの集約用ストレージとしてアクティブ・アクティブ構成のFAS2240Aを導入しているという。

2013年中には、SnapshotやSnapMirrorを活用し、このストレージシステム上に集約された重要データを遠隔地に置かれた外部の「NetApp FAS」システムへと同期させることで、大規模災害にも耐える強固なデータ保護体制を確立する計画だという。

駅探では、外部のストレージとして、日本全国に数多くあるSnapMirrorを利用できるクラウドバックアップサービス事業者のサービスを利用する予定だとしている。

駅探では、新規に購入した「NetApp FAS2240A」を活用し、既存ファイルサーバを集約することで、ストレージ環境の最適化を図る計画もあるという。また、仮想デスクトップ基盤(VDI)をはじめとする仮想環境向けのストレージとしても「NetApp FAS」システムを活用する予定だとしている。

■駅探の導入事例の詳細
http://www.netapp.com/jp/media/cs-6611-ja.pdf

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