「RTmetrics BIQQ」には、大量で複雑なWebログデータの分析を行うためのBIツールとして実績のある、クリックテック・ジャパンの「QlikView」の技術を採用しているという。「RTmetrics BIQQ」は、社内の業務データと「RTmetrics」で収集した膨大なWebログデータを関連づけて分析し、売上拡大をめざす環境を提供するとしている。
「RTmetrics BIQQ」は、最新のBI技術と、Webログデータ分析のノウハウを網羅した業務テンプレートで、担当者のスキルに依存せず、高速かつ直観的なデータ分析環境、分析レポートの共有環境を提供し、プロモーションの最適化や管理資料の作成コストを大幅に削減し、経営の戦略立案を支援するという。
「RTmetrics BIQQ」により、経営レポートや販売分析に必要な、売上・予算・指標・顧客等の業務データとWebログデータをつなぐことで、Web戦略と販売戦略の精度を高め、売上拡大のための情報活用を可能にするとしている。
「RTmetrics BIQQ」には、すぐに利用できて課題解決に役立つ、業務テンプレートが用意されているという。また、業務テンプレートをユーザーの業務に合せてカスタマイズするサービス、業務ログデータを「RTmetrics BIQQ」で利用できるデータにクレンジングするサービス、導入後の分析業務支援サービスなど、課題に応じたサービスを用意しているという。用意されている業務テンプレートは次のとおり。
・BIQQスターターテンプレート
一般的なWebログ分析指標(PV、UU、デバイス別分析、検索ワード、流入元など)をさまざまな角度で見ることができる基本分析パーツを100種類以上提供。
・BIQQソリューションテンプレート
他システムの販売情報や顧客情報を取り込み、「広告最適化」や「顧客価値最大化」を目的とした分析を可能にし、ビジネス課題の解決を強力にサポート。
また、発表によると、「RTmetrics BIQQ」では次のような利用シーンを想定しているという。
・事業部とマーケティング部が共同で、製品毎のWeb指標と販売実績を元にWeb広告やSEOの費用対効果を検証、費用配分を最適化。
・RFM分析を行なっていた会員データに、Webアクセス動向を付加して顧客活性化の施策を実施。
・店舗での購入品目とWebでの購入品目を顧客毎に統合して、パーソナライズプロモーションを実施。
・キャンペーンの進捗状況とWebアクセス動向をリアルタイムに共有し、課題があれば、迅速に改善。
・自社Webの製品ページや資料ダウンロードを利用した顧客の情報を、SFAに蓄積している営業情報と統合、顧客の最新動向を営業活動にフィードバックし、的確な提案に活用。
・新規訪問者とリピーター別のコンバージョン率や直帰率など、顧客アクセスの変化を各部署で管理。
・前年対比や予実分析などの経営指標と、Webアクセス動向を統合したダッシュボードをリアルタイムで共有し、迅速な経営の判断材料に活用。
なお、オーリックでは、「RTmetrics BIQQ」のデモを交えたセミナーを3月8日(金)に東京・大久保で開催するという。
■製品の詳細
http://www.auriq.co.jp/products/rtmetrics/biqq/index.html
■セミナーの詳細と申し込み
http://www.auriq.co.jp/support/event/index.html