「ID Inspector」は、Windows認証ログオンの内側に本人確認機能を設け、Windowsアカウントとは別に実操作者を特定する本人確認ソリューション。システム管理業務において、特権IDをはじめとした共有IDを使用する場合に、個人のID・パスワードやスマートカードを利用して使用者を特定できるという。
OSやアプリケーションの認証の仕組みに影響されることなく、本人確認を実施するため、既存のアプリケーションなどに変更を加えることなく導入可能な特徴をもつという。
今回発表された最新版は、スマートカードへの対応を拡充し、従来のFeliCaカードに加えて、MIFAREに代表されるISO/IEC 14443 Type A、住民基本台帳カードで採用されたISO/IEC 14443 Type Bといった非接触型カードと接触型カードへの対応を可能にしたとしている。
「ID Inspector」は、ID・パスワードに加えてスマートカードを併用することで、複数の確認要素を提供、より厳格な本人確認を可能にするという。
最新版では、Windows標準のスマートカードインターフェイスであるPC/SC(Personal Computer/Smart Card)を新たに採用し、従来のFeliCaカードに加えて、PC/SCインターフェイスに対応したカードリーダーとカードも利用可能だという。
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