損保ジャパングループは、これまで各グループ会社が個別にシステムを構築していたが、各グループ会社で同一システムを利用する場合のネットワークの複雑化や費用の増大を回避し、事業継続性の確保やセキュリティレベルの平準化を目的として、社内システム共通基盤をクラウドサービスで構築することを検討したところ、「IIJ GIO仮想化プラットフォーム VWシリーズ」の導入を決定したという。
これにより、自社で構築するよりも大幅なコスト削減を実現できるほか、セキュリティ、ITガバナンスおよびコスト削減の点から損保ジャパングループのシステム戦略の実行性が向上するとしている。また、自社でアセットを持たず、クラウド上に各グループ会社の基幹業務システムを移行することは、損保業界初の取り組みだという。
「IIJ GIO仮想化プラットフォーム VWシリーズ」は、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」上に、専用のVMware仮想化環境を提供するサービス。仮想基盤上のOSやアプリケーションはユーザーが設計、構築できるため、個別にサーバやストレージを購入することなく、業務環境や要件に合ったシステムをクラウド上に構築することが可能だという。
■「IIJ GIO仮想化プラットフォーム VWシリーズ」の詳細
http://www.iij.ad.jp/GIO/service/vw/
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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