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日本テラデータ、DWH製品の最新版「Teradataデータベース 14.10」を発表

インメモリ技術による分析パフォーマンスの大幅向上とHadoopとのシームレスな連携

「Teradataデータベース 14.10」では、分析パフォーマンスを大幅に向上させるインメモリ技術とHadoopとのシームレスなデータアクセスを実現する機能などを新たに搭載したという。また、プログラムの実行部分の多くをデータベース内で処理するインデータベース分析機能を強化したという。

新たに搭載したインメモリ技術「Teradata Intelligent Memory」は、既存の Teradataプラットフォームのメモリーを利用し、アクセス頻度の高いデータをメモリーに配置して分析クエリーのパフォーマンスを大幅に向上させる技術だという。専用サーバーを新規に導入することは不要で、既存のアプリケーションに変更を加えることなくインメモリ・データベースと同等の分析処理スピードが得られるようになるとしている。

Hadoop内のデータにTeradataデータベースから直接アクセスしデータの取得が可能な「Teradata SQL-H」機能と、TeradataデータベースとHadoop間の双方向のデータ取り込みを容易にする「Smart Loader for Hadoop」機能によって、TeradataデータベースとHadoopの連携が容易になり、ビッグデータを含めた一体的なデータの活用が可能になるいう。

インデータベース分析の機能強化では、データの変更履歴を分析するテンポラル機能や地理空間データ分析など従来の分析機能を拡張し、より高速化したという。また、統計解析言語のRを商用化した「Revolution R Enterprise」が Teradataデータベースの高い並列処理パフォーマンス下で利用可能になったという。

さらに、Fuzzy Logix社との提携により、高度な関数ライブラリーが充実し、さまざまな分析が高速処理できるようになったとしている。

発表によると、「Teradataデータベース 14.10」の主な機能強化点は次のとおり。

Teradata Intelligent Memory
 「Teradataデータベース 14.10」に新しく組み込まれたインメモリ技術。データをアクセス頻度で管理する「多温度データ管理」をメモリー層まで拡張し、最もアクセス頻度が高いデータを高速なデバイスであるメモリー上に自動的に配置することで、分析クエリーのパフォーマンスを飛躍的に向上。

Hadoopへの透過的アクセスを実現
 「Teradata SQL-H」は、HadoopのHCatalogを利用して、Hadoop内のデータを Teradataデータベースから直接アクセス可能にする機能。Hadoop の専門家や技術者だけでなく、ビジネスユーザーがSQLや既存のBIツールを使ってリアルタイムに Hadoopデータを利用可能。また、「Smart Loader for Hadoop」機能は、TeradataデータベースとHadoop間の双方向のデータ取り込みを可能にし、Teradata内のデータとHadoop内のデータを合わせて分析可能。

インデータベース分析の強化
・テンポラル機能の強化:派生PERIODデータ型やNormalize関数、テンポラル・オペレータの追加により、クエリーのパフォーマンス向上や処理の柔軟性を向上。ANSI SQLテンポラル基準にも準拠。

・地理空間クエリーのパフォーマンス向上:地理空間インデックス機能と地理空間データカラムの統計収集機能の追加により、地理空間データを分析するクエリーの高速化を実現。

・オープンソースの統計解析言語Rを企業で活用できるよう商用化したRevolution Analytics社と提携し、Teradataデータベースの高い並列処理パフォーマンスを活用したRによる各種分析が利用可能。また、Fuzzy Logix社との提携により、新たに600におよぶ高度な関数ライブラリーが利用可能。

・Oracle など他社データベースの関数を追加し、Teradata へのアプリケーションの移植が容易に。

・XMLデータをTeradataデータベース内にそのまま格納し、業界標準のXquery/Xpath言語で直接クエリーを実行。

・Table Operator(表オペレータ)機能の追加:従来からある表関数をさらに機能拡張し、Hadoopや他社データベースから取り込むデータ・セットをメモリー内においたままTeradataデータベース内の表のように操作可能。

「Teradataデータベース 14.10」は、運用管理を支援する「Teradata Tools and Utilities 14.10」などのソフトウェア、構築支援やコンサルティング、サポート・サービスと合わせて提供されるという。

■「Teradataデータベース 14.10」の詳細
http://www.teradata-j.com/product/sw/teradata-14-10.html

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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