今回の提携により、SAPとSASは、SAP HANAプラットフォームとSASのアナリティクスを活用した、テクノロジーおよび製品ロードマップの共同構築に向け協力していくという。
インメモリのSAP HANAプラットフォームにSASのアプリケーションを組み込み、業界で実績のあるSASのアドバンスド・アナリティクス・アルゴリズムをSAP HANA上で実行することにより、SASとSAP HANAの統合環境において、リアルタイムのデータ分析の結果を意思決定に携わる人々に提供することができるようになるという。
SASとSAPの提携により、統合されたプラットフォームを活用することで、データの移動、重複、あるいは調整などの作業を削減できるという。またインメモリ上での超並列分散処理が可能になり、従来は不可能だった新たなビッグデータ・ソリューションの提供が可能になるとしている。
SASとSAPは、SAP HANA上でのSASアプリケーションの実行を検証するため、特定の両社共通のユーザーを対象として共同販売のパイロットプログラムを実施する予定だという。
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