ソリトン、透過型シングルサインオンアプライアンスの新版「Smart eGate V2.0」を発表
電子証明書によるユーザー認証対応とシステム導入の柔軟性を向上
「Smart eGate」は、スマートデバイス、PCなどあらゆる端末から、Webブラウザの種別やクラウド/オンプレミスに関係なく、さまざまなWebサイトに、透過的なシングルサインオンを実現する。
ソリトン独自のトランスペアレントインサーション方式により、ネットワーク経路上に流れるシングルサインオン対象のWebトラフィックを透過的に解析し、Webサイト認証で要求されるID/パスワード情報等を自動挿入することでサインオンを提供するという。
新版では、特にスマートデバイス向けのセキュリティ機能の拡張と、システム導入の柔軟性の向上を図った。
シングルサインオン時の認証で、ID/パスワードの入力以外に電子証明書の利用も可能になり、端末の接続元ネットワークに応じた認証スキームの変更も可能になったという。
同じ端末からアクセスする場合でも、社内からのアクセスには電子証明書のみで、インターネットVPN経由でのアクセスの場合には、証明書に加えてID/パスワードの組み合わせを要求するなど、必要に応じてセキュリティレベルを高めることができる。
一方、従来の透過型(ブリッジ)に加え、シングルIP構成による透過型(フォワード)での設置も可能となり、環境に応じ柔軟な機器設置ができる。
また、大規模環境向け冗長化機能も強化し、モード切り替え機能で「プロキシ機能」と「データベース機能」を分割して、機能ごとの冗長構成が可能になる。
プロキシ機能のみの「Proxyモード」で大量のWebアクセスを処理し、データベース機能のみの「DBモード」でデータベース情報の提供のみを行うという。Proxyモードは無制限に、DBモードは10台まで冗長化できるため、大規模環境でも柔軟な対応が可能だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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