スマートモバイルのアプリは、通信事業者やコンテンツプロバイダーが運営する公式マーケットと呼ばれるサービスで公開されており、スマートモバイル利用者は公式マーケットを通じて自由にアプリを使える。
しかし、Android OSだけでも不正アプリと高リスクアプリの総数が世界中で100万に達しており、今後もオンラインサービスで信頼のおける企業名を利用した偽アプリの増加が予測されるとしている。
「RSA FraudAction不正モバイルアプリ対策サービス」は、AppleのApp StoreやGoogle Playをはじめとする国内外の主要なアプリマーケットのアプリを監視する。このサービス契約企業の偽アプリを検知すると、契約企業へ通知して偽アプリをシャットダウンするという。
このサービスにより、オンラインサービスを提供する企業は、金銭被害や個人情報の窃取をはじめとする不正の予防とサービス利用者の保護を強化できるという。
また、社内に偽アプリの常時監視体制を設置することが不要となり、人員をはじめとするリソースの負荷を減らすことができるという。さらに、潜在する不正アプリのリスクにプロアクティブに対応することで企業ブランドを守り、事業リスクを管理できる。
発表によると「RSA FraudAction不正モバイルアプリ対策サービス」の特徴は次のとおり。
・顧客企業のアプリに偽装した不正アプリを検出し、シャットダウン。これにより詐欺などの不正行為やサービス利用者のスマートモバイルからの情報窃取による被害を低減し、企業のリスクを緩和。
・アプリマーケットをプロアクティブに監視し、脅威が顧客に浸透する前に対策を講じることが可能に。
・App Store、Google Play、BlackBerry App Worldをはじめとする国内外の主要アプリマーケットを監視。
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