ネットアップ、クラウド向けの新ストレージ「NetApp FAS8000」シリーズを発表
最新ストレージOSでさらなる無停止運用を実現、CIFS環境でセキュリティと管理の機能を強化
新製品は、ネットアップ独自のストレージOSの最新版である「clustered Data ONTAP 8.2.1」により、ストレージのさらなる無停止運用を実現し、CIFS環境でのデータのセキュリティと管理の機能を強化した。
また、SAN、NAS、ストレージ仮想化を単一のハイブリッドアレイ上で統合し、ストレージOS「clustered Data ONTAP」で構築されたスケールアウトストレージ環境向けに設計された最新のFASストレージ製品だという。
さらに、FlexArray仮想化ソフトウェアにより、優れたROI(投資対効果)の実現に向けて、他社製を含む既存のストレージを「clustered Data ONTAP」で管理できるため、従来のストレージをクラウド環境向けにも利用可能だとしている。
発表によると製品の特徴は次のとおり。
・ビジネスニーズに対応できるスケールアウトプラットフォーム
スケールアウト型のストレージ システムを構築できるよう、業界で最も幅広いSAN/NASのワークロードに単一システムで対応。従来のFASストレージ製品と比較して、パフォーマンスを最大2倍、フラッシュの搭載可能容量を最大3倍に強化。
・ハイブリッドクラウド環境向けの最新のストレージOS
「clustered Data ONTAP」により、ダウンタイムが不要になり、無停止のITサービスの提供を通じたデータやアプリケーションへの常時アクセスを提供。また、ビジネスを止めることなく、ストレージシェルフを追加/交換でき、セキュリティの強化とMicrosoft® CIFS環境の管理が可能。
・FlexArray仮想化ソフトで、ストレージの仮想化と管理を簡素化
FlexArray仮想化ソフトウェアにより、既存のストレージをFASストレージの一部として利用できるため、IT資産の価値を向上でき、またclustered Data ONTAPのIT運用上のメリットをさらに拡大。
・フラッシュで高速化されたストレージソリューション
高性能なフラッシュ製品群により、インテリジェントなキャッシュ技術、オールフラッシュアレイなど、あらゆる分野を網羅する製品ラインで、コンピューティング、ネットワーク、ストレージの領域全体でのフラッシュのメリットを最大化するための柔軟性と選択肢を提供。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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