「HP Exstream」は、顧客へのコミュニケーションに、既存のデータや分析を利用して、各顧客に最適な内容とデザインにパーソナライズし、さまざまなデバイスとメディアへの対応を可能にする包括的なCCMソリューションだという。
「HP Exstream」ソリューションは、拡充された2製品によって、顧客へのコミュニケーションのデザインと顧客との対話のプロセスを向上させ、ビジネスやマーケティングといった、ユーザー部門が顧客とのコミュニケーションに柔軟に対応することを可能にするとしている。
「HP Exstream Design & Production 9.0」は、顧客へのコミュニケーションを他社との重要な差別化ポイントとするもので、既存顧客の維持と新規顧客の獲得に貢献するとともに、コストを下げながら売上の機会を拡大することによって、顧客との対話をより収益性の高いものにするという。
また、「HP Exstream Empower Editor」は、顧客と遠隔地やモバイル環境における担当者との間のコミュニケーションをより円滑にする、インストール不要の新しいユーザーインターフェイス。
発表された2製品の主な機能は次のとおり。
■「HP Exstream Design & Production 9.0」
・モバイル、タブレット、デスクトップなど多様なデバイスに対応するデザインとコンテンツ配信を実現する、マルチチャネルサポートとレスポンシブデザイン機能を搭載。
・「Designer」「Design Manager」「LiveEditorといった「HP Exstream」製品で一貫したスタイルとユーザーエクスペリエンスを提供する新しいユーザーインターフェイスの採用。
・視覚障がい者にも対応するWeb Content Accessibility Guidelines 2.0の達成等級AAに準拠したPDF作成を可能にする、ドキュメントデザインと生成機能の強化。
■「HP Exstream Empower Editor」
・IT導入とメンテナンスの負担を削減するシンクライアントソリューション。
・一貫したブランディングとコンプライアンス要件に応えながら、顧客へのコミュニケーションのパーソナライズ機能を社内外のビジネスユーザーに提供する、斬新で直感的に使いやすいユーザーインターフェイス。
・制限がある環境で顧客とのコミュニケーションをパーソナライズする高度な業務オペレーションを、追加のダウンロードやインストールが不要な一般的なWebブラウザ上で実現。
・ユーザーの入力結果と承認済みコンテンツから自動的にコミュニケーションを生成する、強力なバックエンド処理機能。
・「HP Exstream design and production」環境の使いやすいインタラクティブドキュメントデザイン機能をそのまま活用した、「HP Exstream Empower Editor」向けの開発環境を実現。
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