「IBM PureData System for Analytics N3001」は、「IBM PureSystems」ファミリーのなかでも、ビッグデータの処理に特化して最適化された垂直統合型システム「IBM PureData System」の最新版になる。
「IBM PureData System for Analytics N3001」は、非対称型超並列アーキテクチャーを基盤に採用したNetezzaテクノロジーにより、容易な導入・運用、データベースの高速処理、総所有コスト(TCO)の低減を支援するアプライアンスだという。
高度化する分析ニーズに応えるため、搭載するCPUの能力強化、データ・セキュリティーの向上、広範な製品ラインアップの追加がなされているという。製品の主な強化点は次のとおり。
・高度化する分析ニーズに応えるため搭載CPUの能力強化;統計解析ツールの併用による予測分析、モバイルやソーシャルデータ分析等の分析の高度化に対応するため、搭載CPU能力を強化し、データ処理をデータベース上で行 うIn-Database分析処理能力を向上。
・データ・セキュリティーの向上:ビッグデータ展開において懸念されるデータ・セキュリティーの問題に対処するため、アプライアンスに搭載される全データ・ディスクに自動暗号化機能を追加し、データの安全性を向上。
・広範な製品ラインアップの追加:より柔軟な導入・展開を促進するため、新たにより小規模な導入が可能なエントリモデル(N3001-001)と大規模マルチラックモデル(N3001-080)を追加。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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