「Oracle GRC Suite」は、内部統制の運用状況を一元管理することが可能なアプリケーション「Oracle GRC Manager」、内部統制報告書作成を支援する分析とレポート機能「Oracle GRC Intelligence」とアクセス権限管理機能「Oracle GRC Controls」からなる製品群。今回は「Oracle GRC Manager」の機能拡張を行うとともに、「Oracle GRC Intelligence」を新製品として提供開始する。
「Oracle GRC Manager」の機能拡張では、監査範囲やコントロール(統制)の絞り込み(Scoping)機能を新たに実装。グローバル企業へのニーズにも応え中国語を含む11ヵ国語に拡充し、さらに組織変更などによる人事情報の変更に併せて内部統制の運用にかかわる情報の一括マスタ更新機能を追加した。
一方、新製品の「Oracle GRC Intelligence」は、内部統制状況の分析画面とレポート作成機能を提供する。企業全体のリスク対応状況の可視化と業務別や地域別情報、コンロール状況やテストの進捗など詳細な項目まで掘り下げて状況を把握することが可能できるという。ユーザーの希望する定型での帳票作成が可能なレポート機能を装備しているため、内部統制報告書作成の効率化が期待できる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア