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IDC、IT市場動向「システム構築のパラダイムシフトが起きている」

 IDC Japanは6日、国内製品別IT市場動向について発表した。2008年第1四半期(1月~3月)の調査時点で、2008年の国内IT市場規模は、前年比2.4%増、12兆8,934億円に拡大すると予測している。

 米国景気の減速と、それに連動する新興国成長の陰りによって外需依存度の高い日本経済は景気減速の傾向が強まっている。ただし、国内IT市場では内部統制のニーズを背景として、コンプライアンス、セキュリティなどのソリューションへのIT投資が市場を牽引。引き続き成長路線を維持すると予測している。

 その中でも特に、パッケージソフトウェア市場の成長が顕著となっている。同レポートでは、同市場の規模について、2008年は前年比5.9%増、2兆5,384億円、2009年は前年比4.9%増、2兆6,640億円と予測している。

 この背景には、SOA(サービス指向アーキテクチャ)ベースのパッケージアプリケーションソフトウェアの増加に伴って、システム構築方法が従来の「カスタムアプリケーションによる構築」から「パッケージ活用の構築」へ変化していることが関係していると同調査は指摘している。

 IDC Japan ITスペンディング/セキュリティ/ユーザー調査/PCsのグループディレクターである和田氏は「システム構築方法の変化が加速している。既存資産の有効利用とパッケージソフトウェア活用の両立の鍵を握るSOA技術に注力することが重要である」と分析する。

 同レポートは、2008年第1四半期(1月~3月)におけるIDCの国内IT市場調査結果に、同時期の国内経済環境、IT製品の市場動向などを分析を加え、エンドユーザー投資の観点から国内製品別IT市場を製品セグメント別に2007年の実績、および2008年~2012年の予測を行ったもの。

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この記事の著者

緒方 啓吾(編集部)(オガタ ケイゴ)

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