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ヴイエムウェア、ハイブリッドクラウド向けの仮想化されたソリューション、サービスを発表

 今回発表されたソフトウェアで定義されるVMwareのプラットフォームにより、プライベート、パブリッククラウドにわたって一貫性のある単一の環境を構築し、あらゆるクラウドネイティブアプリケーションや既存アプリケーションを稼働、保護、管理できるようになるとしている。

 また、このプラットフォームは、顧客ごとのニーズに対応したアプリケーションやクラウド環境を構築、管理するためのオープンな環境と選択肢を提供するという。

 今回発表された、ハイブリッドクラウドの実現に向けた新しいソリューションとサービスの概要は次のとおり。

●ハイブリッドクラウドの基盤:「VMware vSphere 6」

 「VMware vSphere 6」には、650以上の新機能と技術革新が追加されており、パフォーマンス、スケーラビリティ、統合率の向上を通じて、ビジネスクリティカルアプリケーションやクラウドネイティブアプリケーションの特有のニーズに対応する画期的な新機能を提供。

●OpenStack環境の構築を簡素化:「VMware Integrated OpenStack」

 「VMware Integrated OpenStack」は、VMwareベースの信頼性の高いインフラに開発者がオープンAPIを通してアクセスすることを、効率良く実現するOpenStackディストリビューション。

 VMwareは、オープンソースのOpenStackコードなど、ディストリビューションのすべてのコンポーネントをパッケージ化して提供。また、VMwareは、「VMware vSphere」を利用している顧客に、無償でこのディストリビューションを提供。

●新世代のエンタープライズストレージ:「VMware Virtual SAN 6」と「VMware vSphere Virtual Volumes」

 バイパーバイザー統合型ストレージの新バージョン「VMware Virtual SAN 6」では、Software-Defined Storageの幅広い導入を促進するために、スケーラビリティとパフォーマンスを大幅に強化。

 「VMware vSphere Virtual Volumes」は、外部のストレージペンダが提供するストレージに仮想マシンをネイティブに認識させることができる新次元のストレージ統合ソリューション。

●「VMware NSX」を活用した「VMware vCloud Air」ハイブリッドネットワーキングサービス

 「VMware vCloud Air」ハイブリッドネットワーキングサービスにより、ゲートウェイアプライアンスを通じて、パブリッククラウドである「VMware vCloud Air」と「VMware vSphere」ベースのプライベートクラウドを単一かつ安全なネットワークで相互接続。

 「VMware NSX」は、レイヤ2-7に包括的なネットワークとセキュリティのモデルをソフトウェアで提供するネットワーク仮想化プラットフォームで、「VMware vCloud Air」のネットワーク基盤としても利用。

 2015年上半期から段階的にリリース予定の「VMware vCloud Air」ハイブリッドネットワーキングサービスにより、顧客はプライベートクラウドと「vCloud Air」に展開されている数百の仮想ネットワークを単一のWAN接続で維持することができ、そして設定を変更することなく、アプリケーションにセキュリティポリシーとネットワークアイソレーションを適用。

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