ビジネス・レジリエンス・サービス・センターは、香港、東京、パリ、ロンドン、北京、上海、トルコのイズミール、ポーランドのワルシャワ、イタリアのミラノ、ニューヨーク、ドイツのケルンなど、世界中の各地域に設立されている。また、センター設立と併行し、情報保護サービス事業を拡大。具体的には、ハードウェアとストレージ管理用ソフトウェアを、データ保護Vaultと呼ばれる、数テラバイトの情報やアプリケーション・データを保管することができるラック・マウント方式のストレージ機器に組み合わせる。
これらの新規サービスにより、クライアントの業務データは、グローバル・ビジネス・レジリエンス・センターに設置されたIBMのデータ保護Vaultsに保管される。災害時には、直接センターから事業所、または災害時などの一時復旧事業所に、その情報を復元・回収することで、早急に情報を回復するという仕組みだ。