「NEC神戸データセンター」は、兵庫県神戸市内に4月に新設されるもので、西日本のフラグシップDCとして、クラウド基盤サービス「NECCloud IaaS」とハウジングサービスのハイブリッド利用が可能になる。
神戸DCは、災害に強い立地と建物構造により安全、顔認証システムや赤外線カメラ、システムログインID管理システムなどの採用により安心を実現するとしている。
また、DC専用の省電力な高集積サーバ「Micro Modular Server」や「相変化冷却ユニット」などの採用により効率を追求し、国内最高クラスのPUE 1.18を実現する。
データセンター事業の強化策としては、海外DCの拡充やNECの国内外DCを結ぶネットワークの構築もあげられている。
NECの海外現地法人や現地企業との合弁会社が有するDCに加えて、国内外パートナー企業との協業によりDC拠点を拡充するという。
また、国内外におけるNECや顧客、パートナー企業のDCを結ぶDC間ネットワークを整備し、SDNを活用して仮想化することにより、従来よりも低コスト・迅速、また場所を意識することのない複数DC間でのICTリソースの調達を可能にするという。