アシストは、2007年からデータベース基盤構築に必要なハードウェア、ストレージ、データベースなどを事前設計し、実装した状態で提供する独自のデータベース・アプライアンスを「DODAIスタック」として提供してきた。
今回、仮想化やプライベート・クラウド環境が急速に普及してきたことを受け、「DODAIスタック」の新しいラインナップとして、仮想アプライアンス「DODAI-V」を提供することになったという。
「DODAI-V」の第1弾として、オープンソースRDBMSの「PostgreSQL」をベースとし、エンタープライズ利用に必要な機能や運用管理ツール、ユーティリティが充実した「Postgres Plus」(開発元:EnterpriseDB)を採用した「DODAI-V for Postgres Plus」を提供する。
「DODAI-V for Postgres Plus」は、サブスクリプション・ライセンスを適用できる「Postgres Plus」の採用により、仮想環境やプライベート・クラウド環境が実現する柔軟なリソース管理に合わせ、臨機応変なデータベース投資も実現するとしている。
また、Linux OS、クラスタリング・ソフトウェア、Postgres Plus Enterprise Editionを事前に設計、検証、実装させたOVF(Open Virtualization Format)形式で提供するため、仮想環境やクラウド環境へファイルを配置するだけで、すぐにデータベース・サーバとして稼働させることが可能になる。
これにより、導入日数を従来工法の8分の1に短縮、初年度の導入コストは従来比の2分の1以下に圧縮することができるという。さらに、技術的な問い合わせ窓口をアシストのサポートセンターに一本化することで、問い合わせフローを簡素化し、問題解決を支援するとしている。