今回発表された「クラウド型WAF(Web Application Firewall)」は、低コストでサイバー攻撃者の侵入をブロックできるほか、緊急パッチが必要なアプリも、適用が完了するまでのリスクを低減できるなど、専門のIT管理者がいない企業でも、すぐにセキュリティ向上が可能になるという。
「クラウド型WAF」の特徴は次のとおり。
1. クラウド型のため設備投資不要・最短3か月から利用可能:申し込みをするだけでクラウド上にWAFが設置されるため、導入企業のサーバへのシステムインストールやネットワーク工事などの作業が不要なほか、最短3か月から利用できるなど手軽に対策を開始可能。
2. 機器のメンテナンスや検知エンジンの更新が不要:クラウド型でサービス提供するため、利用企業による機器のメンテナンスやサイバー攻撃に対する検知エンジンの更新は不要。
3. 異なるサーバの設置場所・複数のクラウド事業者のサービスでも一括で対応可能:Webサイトを運用しているサーバの設置場所が異なる場合や複数のクラウド事業者のサービスを利用している場合でも、まとめて防護・監視を実施。
このサービスは、アクセスデータが月間330GB程度までのWebサイトに適した従量課金制と、大量のトラフィックを有するWebサイトでの利用に適した定額制を用意している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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