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セールスフォース、迅速なアプリケーション構築が可能な新サービス「Salesforce Shield」

 新サービスによって、コンプライアンスやガバナンスの要件を持つ企業、あるいは規制産業の企業は、コーディングではなく、クリック操作で、信頼できるクラウドアプリケーションを短時間で構築することができるという。

 「Salesforce Shield」は、Salesforceパートナーエコシステムを完全にサポート。Salesforce1 Platformの一部なので、Salesforce1 Platformでネイティブに構築されているすべてのアプリケーションが、「Salesforce Shield」の機能を利用できるという。

 「Salesforce Shield」によって、独立ソフトウェアベンダー(ISV)とシステムインテグレータ(SI)は、企業のガバナンスや業界要件を満たす、これまでとは違う新世代のアプリケーションを構築し、これらのアプリケーションを世界最大のビジネスアプリケーションのマーケットプレイスSalesforce AppExchangeに公開し、販売できるようになる。

 「Salesforce Shield」の内容は次のとおり。

 ・Platform Encryption(プラットフォーム暗号化)

 従来、企業は暗号化を実装するハードウェア/ソフトウェアの構築に3~6か月の期間を要していたが、Salesforce1 Platformをネイティブにサポートしている「Platform Encryptionに」よって、検索やワークフローなどの重要なビジネス機能に影響を与えることなく、ユーザーは暗号化する機密データを簡単に指定できる。

 ・Data Archive(データアーカイブ)

 生成されるデータ量が爆発的に増加している現在、企業はデータストレージのオプションをこれまでとは違った角度から考えることを余儀なくされている。Salesforce環境内で定期的にアクセスする必要のない膨大な履歴データを格納したり、データを別の場所に移行させたりする替わりに、Salesforce1 Platform上で低コストかつ迅速にアクセスが可能な、「ニアラインストレージ」へデータを格納しておくことができる。

 「Data Archive」によって、ユーザーは長期的なビジネスデータをSalesforce1 Platform上に置きながら、アプリケーションパフォーマンスとデータ可用性のメリットを最大限に活かすことができる。

 ・Field Audit Trail(項目監査証跡)

 厳格な業界規制へのコンプライアンスのためには、企業はデータの正確性、完全性、信頼性を確保しなければならない。「Field Audit Trail」によって、項目レベルで変更を追跡管理し(最長10年間)、個々のオブジェクトに異なるポリシーを設定することで、不要になったときにパージすることができる。

 ・Event Monitoring(イベントモニタリング)

 アプリケーションを誰がどのように利用しているのかという利用状況について、かつてない高い可視性を確保。IT部門は、どのユーザーがSalesforceにログインしているのか、アクセスしている情報は何か、どこからアクセスしているのか、どのチャネルを使っているのかといった情報を確認できる。

 これによって、Salesforceアプリケーションの利用状況をこれまで以上に明確に把握できるだけでなく、ビジネスをリスクにさらす危険性のある大量のデータのダウンロードといった状況も監視できる。

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