「Oracle Documents Cloud Service」は、豊富なREST APIを提供し、追加の課金なしに「Oracle Marketing Cloud」や「Oracle Service Cloud」などをはじめとするOracle SaaSや他社製アプリケーションとの連係や組み込みが可能だという。
今回、追加された機能は次のとおり。
・「Oracle Documents Presenter」:iPad専用のアプリケーションとして提供され、「Oracle Documents Cloud Service」で保管されるPowerPointやPDF形式の資料、画像・動画などのリッチ・コンテンツをプレゼンテーション形式で表示。プレゼンテーションの内容にあわせた背景画像やフォルダ・アイコンのカスタマイズが可能。
・Touch IDサポート:「Oracle Documents Cloud Service」および「Oracle Documents Presenter」を起動する際に、iPhoneやiPadに搭載されている指紋認証テクノロジーであるTouch IDによる認証を設定すること可能。
・Office 365連携強化:Android搭載タブレット向けOffice 365から、「Oracle Documents Cloud Service」のファイルへのアクセスが可能に。
・ユーザー・インターフェース(UI)のカスタマイズ:ロゴや各種リソースのURLなどのUIを企業ユーザーのブランディングに合わせて変更可能。
・マルチアカウント対応:複数の「Oracle Documents Cloud Service」アカウントを一元管理し、フォルダの同期管理を複数のアカウントから選択することが可能。
・パブリック・リンクのポリシー制限:管理者はインスタンス単位で、パブリック・リンク作成時の最大権限を設定可能(例:「表示のみ許可」「表示とダウンロードまで許可」など)。