「Oracle Sales Cloud」最新版の特徴は次のとおり。
・4つの業界別テンプレート
ハイテク・製造、金融、消費財、通信において業界に特化した機能を提供。それぞれのテンプレートには、業界特有のデータ・モデルや画面、業務フロー、ルールが組み込まれている。
業界特化の機能により、営業チームは業界特有の需要に対応することが可能。また、グローバルの業界標準のテンプレートを活用することで、実装工数の削減を図ることもできる。
・予測の精度を向上したアナリティクス機能
「ホワイト・スペース分析」機能を活用することで、担当顧客ごと製品ごとの軸で、すでに、何がどこに売れている/売れていないという状況を画面上で分かりやすく表示し、どこがホワイト・スペースで、提案すべき製品が何かを推奨。
過去の実績、見込み案件情報をもとに、同業種内での売上傾向や組み合わせ販売や追加販売の可能性を算定。担当顧客の企業規模も加味した上で、推奨製品と売上予測金額を営業担当者に直感的に判断できるよう提示。
・販売代理店管理機能
社内だけでなく、販売代理店との売上予測と実行状況を可視化。販売代理店の新規案件登録から、見込み案件情報の連携、代理店向けの教育プログラムといった広範囲のプロセスを支援。
販売代理店ごとのビジネス状況をリアルタイムに可視化することで、問題点や改善点を早期に発見。実施した過去のキャンペーン情報も確認でき、担当者が代わっても円滑にビジネスを継続していくことが可能。
自社の代理店管理部門と販売代理店が、企業向けソーシャル・ネットワーク・サービス「Oracle Social Network」のセキュアなネットワークでチャットを活用したり、文書共有を行うなどコラボレーションを行うことで、販売代理店との連携を迅速化し、両者での顧客支援を強化することが可能。