SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

米マイクロソフトとレッドハット、Azure上のEnterprise Linux提供などで提携

 マイクロソフトは、Azure上のエンタープライズLinuxワークロードの優先的選択肢として、Red Hat Enterprise Linuxを提供する。さらに、マイクロソフトとレッドハットは、プライベートクラウドとパブリッククラウドにわたるRed Hatソフトウェア上でのアプリケーションの構築、配備、および管理に関する、企業、ISV、および開発者に共通のニーズに対応するための共同作業も行うという。

 今回の提携の主なポイントは次のとおり。

 ・AzureユーザーがRed Hatソリューションをネイティブに利用可能

 今後数週間以内に、Microsoft AzureはRed Hat Certified Cloud and Service Providerとして認定され、ユーザーはRed Hat Enterprise LinuxアプリケーションやワークロードをAzure上で実行できるようになる。

 Red Hat Cloud Accessのサブスクリプションを持つユーザーは、それぞれの仮想マシンイメージをAzure上で実行できる。また、Azureのユーザーは、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform、Red Hat JBoss Web Server、Red Hat Gluster Storage、およびRed HatのPaaS製品であるOpenShiftを含む、Red Hatのアプリケーションプラットフォームのすべてを利用できるようになる。

 今後数か月以内に、マイクロソフトとレッドハットは、Red Hat On-Demandを提供する計画だという。これは、Azure Marketplace上で利用可能な「従量課金」方式のRed Hat Enterprise Linuxイメージで、レッドハットによってサポートされる。

 ・ハイブリッド環境全体にわたるエンタープライズグレードの統合サポート

 パブリッククラウド分野の従来のいかなる提携とも異なり、マイクロソフトとレッドハットの製品にまたがるクロスプラットフォーム、クロスカンパニーなサポートが、統合化された形で提供される。

 同一施設内に両社のサポートチームを配置することによって、シンプルでシームレスな、クラウドにふさわしいスピードのサポート体験を実現するという。

 ・ハイブリッドクラウドデプロイメント全体で統一されたワークロード管理

 Red Hat CloudFormsがAzure、およびMicrosoft System Center Virtual Machine Managerと共に動作し、Red Hat CloudFormsのユーザーはHyper-VとAzureの両方でRed Hat Enterprise Linuxを管理できるようになる。

 System CenterでRed Hat Enterprise Linuxを管理する既存の機能が拡張され、Red Hat CloudFormsからAzureワークロードを管理する機能が今後数か月以内に追加される予定だという。

 ・新世代のアプリケーション開発力向上のための.NETに関する協業

 マイクロソフトが4月に発表したLinux上の.NETのプレビューが拡張され、マイクロソフトとレッドハット協力により、Red Hat OpenShiftとRed Hat Enterprise Linuxを含む各種Red Hat製品で開発者が、.NETテクノロジーを利用できるようになる。

 Red Hat Enterprise Linuxが、Linux上の.NET Core用の主たる開発/リファレンスオペレーティングシステムになる。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/7431 2015/11/06 14:50

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング