ノンプログラミングでデータ連携を実現するソフトウェア「DataSpider Servista」を開発・販売するアプレッソと、Microsoft Azureパートナーアワード受賞に裏付けられた技術力とノウハウを持つネクストスケープが協業し、Azureが提供する各種サービスを柔軟に活用するための、クラウド・データ連携接続アダプタ製品を共同で開発した。
「Microsoft Azureアダプタ」は、Azureの次のサービスに対応する。
- Azure Service Bus:Azureにホストされたサービスからメッセージを受信し、DataSpider上のスクリプトを実行。
- Blob Storage(機能強化):ファイル、データの取得・書き込み・削除を実行。カスタムドメインに対応。書き込みパフォーマンスを向上。
- DocumentDB(新機能):NoSQLであるDocumentDBに対して、検索・更新・削除を行う。
- HDInsight(新機能):インスタンスの起動・停止・ジョブの実行を行う。
- Machine Learning(新機能):機械学習に必要なデータの投入とその結果の取得を、バッチ型で実行。
- Queue Storage(新機能):クラウドサービス間の処理を管理するQueue Storageに対して、送信・受信・削除を行う。
- SQL Database:テーブル読み取り、検索系SQL実行、テーブル書込み、更新系SQL実行のオペレーションを行う。
この連携アダプタにより、Azure上の各種サービスと、外部の多種多様なサービスやシステムとのデータ連携がノンプログラミングで可能になり、より進んだクラウドの活用が可能になるという。
また、今回提供する新機能、Machine LearningアダプタとAzure BLOBアダプタと組み合わせることで、機械学習を用いた予測分析ソリューションをノンプログラミングで実現することも可能となる。
「DataSpider Servista」は、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、素早く簡単に「つなぐ」ことができるデータ連携ソフトウェア。プログラミングの高い知識を必要としないGUI開発環境を提供し、SAPやIBM Notes、データベースといったさまざまなタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援するという。