「Secure Protection」は、重要・機密情報ファイルの探索には金融業など500社以上の導入実績を有する、三菱スペース・ソフトウエアの個人情報ファイル検出ツール「すみずみ君」と、ファイルを追跡し「あとから消す」仕組みを実装して特許を取得したデジタルアーツのファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」とを連携し、探す・守る・追跡する・あとから消す、をシームレスに実現したものだという。
「Secure Protection」は、あらかじめ指定したルールで社員のパソコンを定期的に探索し、重要・機密情報ファイルを発見すると閲覧制限(閲覧者や閲覧期間、回数、印刷可否)を付与して重要・機密情報ファイルを自動的に暗号化する。
暗号化した重要・機密情報ファイルは、リアルタイムでファイルへのアクセス・操作ログを確認できる。万が一、ファイルが流出した場合でも「あとから消す」仕組みにより、ファイルの中の情報が漏えいすることを防止する。
探索・暗号化した重要・機密情報ファイルの閲覧制限は管理サーバー上で一元管理され閲覧制限の変更が可能。また、社員それぞれのパソコンにどのような重要・機密情報ファイルが保持されているかを把握することも可能になるという。
「Secure Protection」には、重要・機密情報ファイルの定期的な探索と暗号化を提供する「スタンダード」および、暗号化後の追跡と、あとから消す仕組みまでを提供する「アドバンス」の2つのエディションを用意し、東芝情報システムから販売する。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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