「AssetView」のファイル制御・暗号化機能は、メールへのファイル添付時やUSBデバイスへのファイル書き出し時などに自動でファイルを暗号化する機能を追加した。これにより、利用者の作業効率を向上させ、セキュリティ対策にもつなげることができるという。
さらに、複雑な設定を直感的に設定することができる「ビジュアル設定」画面を追加し、1クリックでの設定変更や、現在の設定状況を一目で把握できるようになった。
ファイル制御・暗号化の新機能の概要は次のとおり。
・メール添付ファイル自動暗号化:Microsoft Outlookで送信したメールの添付ファイルを、管理者が設定した内容で自動的に暗号化。パスワードも後から自動で送信されるため、利用者は毎回、暗号化を意識する必要がない。
・リムーバブルディスクへの自動暗号化:USBデバイスにファイルをコピー、移動した際に自動で暗号化。USBデバイスを紛失してしまった場合でも復号することができないため、セキュリティリスクの軽減に。
・個人/機密情報検知時の自動暗号化:個人/機密情報ファイルを指定した条件で検出した際に自動的に暗号化。重要ファイルの暗号化を忘れてしまっていても、検出した際に自動で暗号化されるため、万が一に備えることができる。
・暗号化ビジュアル設定:複雑だった暗号化に関連する設定を一目で把握することができ、1クリックで設定変更も可能。さらに、レポート機能により設定内容や利用状況を報告書として出力することもできる。
「AssetView」は、IT統合管理のソフトウェア群で、IT資産管理、アプリケーション配布、ウイルス対策など多くの機能から、企業が必要とする機能を導入できる。