「Dynamics AX」を組み込んだ生産管理モジュールの開発・製造は、ワークスシステムズが行い、「Dyna Next」の名称でワークスが販売する。ワークスが、生産管理のOEM販売として「Dynamics AX」を採用した理由は次の3点だという。
- グローバルでの実績が豊富で、40か国以上の言語に対応しているため、日本国内はもとより海外の生産拠点を含めた生産管理が可能である。
- 多様な生産方式(組立加工型・プロセス型)に対応可能である。また、改変しやすい構成のため、日本独自の商習慣である製番管理などの機能強化が容易であること。
- クラウド、オンプレミスの双方に対応しているため、顧客の要望に合わせた柔軟なインフラ構成が可能な点。
日本マイクロソフトは、ERP市場における会計・人事分野で実績のあるワークスへのこのたびの「Dynamics AX」のOEM提供を通じて、より広い層へ「Dynamics AX」の導入が拡大することを期待しているとしている。